追加の声かけ変換を投稿しました(関連Blog「声かけ変換表(叱咤激励編)」)
子どもが頑張っている、頑張ろうとしている時の叱咤激励を、デリケートな子にもプレッシャーになり過ぎない、親の気持ちがまっすぐ伝わる声かけに変換しています。 これ、実は私、自分自身にもやっているんですよ
心の中で思い直すだけですが、、、 私も元々は完璧主義で、できたことよりできてないことのほうが気になる性格なので、すぐに自分に対してダメだししちゃうんですよね。
まあ、それだからいろいろと学んでみようという気持ちになったり、試行錯誤したり、文章表現の細部にこだわったり、真面目で物事に対して誠実であろうとする面などは、いいところでもあるんですけどね(自分で言うのもなんですが…)。
でも、時々、そんな自分がちょっとしんどくなることもあるので、、、
例えば、上の声かけ例なら、こんな風に「自分への声かけ」に応用してやってみています。
・親ならみんなできてるよ
→新米ママの時よりもずっとできるようになった!(比較の基準は自分自身)
・(家事をしたら)次は買い物と、子どもの公園にもつき合えるといいね
→今日は掃除だけはできた!(次の課題を設定しない。優先順位をつけて、1コでもできればOK!)
・あ〜〜、最後に怒っちゃったよ。。。orz
→よしよし、途中までは結構根気よくつき合えてた!(できてるほうを見る)
・◯◯くんママ、すごいなあ。私なんて。。。
→◯◯くんママ、すごいなあ。(自分を下げない)
・もっと頑張ろう
→よく頑張ってる!(今のがんばりを認める)
子ども同様、自分の「今、現在」をなるべく見てあげるように、少しだけ意識しています。
子どものことで、不安や不満、気がかりや心配事が多いと、ついつい未来や過去のことばかり考えて、もやもや悶々としてしまいますよね。
ただでさえ、子どもの発達を気にしている上に、なかなか育児に自信がもてないと、他の親御さんやお子さんの様子だって気になりますしね。
でも、今お子さんがが生きてるだけでも、本当によく頑張ってます。
立派なお子さん、優秀なお子さんは周りにいっぱいいるかもしれません。
でも、お子さんだって、個性豊かで素晴らしい長所や強み、いいところがいっぱいあります。
それにお子さんは、毎日生活する、登校するだけでも、人一倍の努力をしています。
立派な親、根気づよい親も周りにいっぱいいるかもしれません。
でも、そんなお子さんを育てているあなただって、本当に十分立派で、十分根気づよいんです。
だって、毎日生活する、登校させるだけでも、人十倍の努力をしているのですから。
親子で謝ることばかりで、ほめられることが少ないかもしれませんが…(うちもです)
登校を嫌がる子をなだめて支度させ、時には送ったり迎えに行き、忘れ物を届け、放課後に取りに行き、他のお子さんやお母さんに頭を下げ、宿題をなんとかやらせ、いなくなれば探し廻り、熱があれば病院に連れて行き、毎日ぐっちゃぐちゃな部屋を片付け、偏食さんに三食作ってあげて……。
「毎日の当たり前のような生活」をするために、賞賛される価値のある、並大抵ではない努力をしています。
繰り返しますが、本当に、毎日よく頑張っています。
凸凹子育てに奮闘されている方は、ご自分の「今、現在」のがんばりを、しっかり見て、認めてあげて下さいね。
New!
【2023.11追記】自分への声かけ変換をまとめた「伝わる!声かけ変換表【ママ・パパ応援編】」公開中です!
初出:楽々かあさん公式HP 旧ブログ 2015.3.10公開(文章を少し手直しして再公開しました)
関連著書:「発達障害&グレーゾーン子育てから生まれた 楽々かあさんの伝わる! 声かけ変換」
大場美鈴・著(2020.6 あさ出版)→Amazonで見る