No.001
「ポイント手帳」
■自信・やる気が落ちている子、ルールを守ったり我慢が苦手な子、合理的な考えの子のための
ABA療育の実践
うちのそれぞれの子に、ポイント手帳とポイント表を作り、シールを貼ってポイントを貯めて、ご褒美やおこづかいと交換できるようにしています。直接大きなカレンダーに貼る方法もあります。
詳しいやり方は写真に書き込みました。
「登校できた」や「宿題をやった」など、一見当たり前の毎日の行動もポイントをつけて認めていきます。習い事やお手伝いの他に、「ルールを守れた」「ガマンできた」など、本人の苦手分野でもがんばりポイントがつきます。
特に登校率が下がる猛暑や行事の前後、友達とうまくいかない時期などは、オマケポイントをつけたりすると、乗り切れることもあります。
ごほうびやお小遣いも、「ポイントを貯めて自分で買う」と目標設定すると、無駄なおねだりやだだこねが減って、親のエネルギー含めて節約になり、計画的にお金を使うことを考えるようになったので、かなり効果的な方法だと思います。
こういうやり方を「トークンエコノミー法」というのだそうです。大人のモチベーションupにも使えるみたいです。
関連著書:「発達障害&グレーゾーンの3兄妹を育てる母の毎日ラクラク笑顔になる108の子育て法」大場美鈴・著(ポプラ社/2016)p92収録 →Amazonで見る