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執筆者の写真楽々かあさん(大場美鈴)🇯🇵

文具セレクション

更新日:4月30日


発達障害のある子に使いやすい文具

No.033 「文具セレクション」

■読み書きが苦手な子、不器用さんにおすすめの文具


うちは明日から新学期です。

昨日足りない文具やノートの補充を買いにいったら、同じような親子さんがいっぱいいました(笑)


文具も、意識して選んだり、ほんの少し工夫するだけで、子どもの負担を減らすことが出来ます。


鉛筆:

よくなくしますので、番号を振ってみました。

一年の時には筆箱の鉛筆ホルダー部分にも番号を書いたシールを貼りました。

それでもなくす時はなくしますが、、、多少マシ、というか、周りの子が「3番落ちてるよ」って拾ってくれるみたいです。

写真は色鉛筆ではなく黒芯ですが、並べると絵柄が分かるものとか、揃えたくなるようなものを選んでいます。


軸は三角軸です。

クツワのプニュグリップなども、持ち方のサポートとして優秀なツールですが、学校ではぐちゃぐちゃ口に入れて噛んでしまうらしく、これは弟の練習用に家で使います。



定規:

滑り止め加工つきのもの。他にも、以前ご紹介した書籍の


「困り」解消!算数指導ガイドブック―ユニバーサルデザインの前に 算数と特別支援教育を語る会


では、定規の裏に滑り止めを貼ったり、分度器を拡大したり、まわしやすいコンパスなどの工夫や紹介が載っていました。



下敷き:

方眼つきのもの。

プリントの下に引けば、マス目が写るので筆算のときなどにも、多少書きやすいと思います。


また、文字が読みづらい、音読の行を読み飛ばす…などのお子さんの場合、薄くカラーのついたクリア下敷きやクリアファイルを通してみると、文字が読みやすくなることがあるそうです。

視覚機能の問題で、文字のコントラストが強すぎたり(「文字が痛い」という感覚がある子もいるそうです)して見えづらいのが、フィルターを通すと楽になることもあるようです。

どの色が合っているかはお子さんによって違うので、色々試してみるといいと思います。


うちでは、カラー下敷きは音読の時、読んだ文を隠すのに使ったりします。



ノート:

うちの子は自由帳をいっぱい書くので、すぐなくなります。

休み時間に友達とスーパーマリオのマップを作ったり、迷路を作って遊ぶのにハマっているようです。

なので、「これだとマップや迷路が書き易いよ♪」と言って、自由帳の替わりに方眼ノートを渡します。


…ふふふ。


実は、これで漢字のカドの認識率を上げるトレーニングを休み時間に勝手にやってもらおうという作戦です。いっぱい書いてね。笑



お母さんお父さん、冬休み、おつかれさまでした。

新学期、お子さんが無事に登校してくれるよう、ご健闘を祈ります


 

関連著書:「発達障害&グレーゾーンの3兄妹を育てる母の毎日ラクラク笑顔になる108の子育て法」 大場美鈴・著(ポプラ社/2016.1)p.183-収録 →Amazonで見る



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