No.042
【支援ツールのシェア】こえスケール 無料ダウンロード
■声量の調節、TPOを意識する練習
静かにしないといけない時に大きな声を出してしまったり、みんなの前で話す時に、小声になってしまったりすると、「空気が読めない」「場をわきまえない」なんて思われて、注意されることが多くなってしまいます。
でも、発達のゆっくりな子の中には、声の筋肉のコントロールがうまくいかず、本人の意図しないような大きな声が急に出てしまったりすることもあるようです(うちの子を見ていると、緊張していると特にそうなるように感じます)。
いつも大きな声がでてしまう子は、全身の力加減ができるようなスクワットや腹筋などが良いと、以前ご紹介した木村順さんの「読み書き遊びコミュニケーション遊び」の本に載っていました。→Amazonで見る
そんな子には、適切な身体の使い方を教えるのとともに、「こえスケール」で場面に応じた声量を意識する練習をするといいと思います。
スケールを見せながら、予め、「今はこれくらいでね」など伝えたり、
場面にそぐわない声の時は「今はどれくらいの声の時かな?」など聞いてみたりします。
この時、親の声もそのレベルに合わせて大きくしたり小声で話したりすると、より分かりやすいです。そうすると、スケールがない時でも誘導できるようになってきます。
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※うちでは声のボリュームをテレビの音量レベルに合わせた数値で説明していましたが、それは各ご家庭で違うと思うので、0〜4に修正してあります。
関連著書:「発達障害&グレーゾーン子育てから生まれた 楽々かあさんの伝わる! 声かけ変換」
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