〜スマホ・タブレットで誰でもできる!〜
★★★ 超簡単!「絵カード」の作り方 楽々ミニ講座 ★★★
4月2日は「世界自閉症啓発デー」だそうです
なので(?)楽々かあさんの個人ゲリラ啓発活動展開中。笑
「絵カード」って、聞いたことありますか?
文字通り、絵の描いてあるカードに少しの文字。
これが、言葉の出にくいお子さんと親御さんにとっては、奇跡のコミュニケーションツールになるんですね。
でもね、絵カードって。。。
・重度の自閉症のお子様のためだけのものだと思ってませんか?
・高額でセット販売されている、敷居の高いものだと思ってませんか?
・イラストが得意じゃないと作れないと思っていませんか?
私は、しゃべり倒すアスペっ子タイプを始め、グレーゾーン、小さな子、いわゆるフツーの子など、どんな子にもとっても分かりやすくて、誰にでも簡単にローコストで自分で作れる、もっともっと気軽な支援ツールだと思っています。
だって「絵カード」に決まった形式とかないですし。
(私が今までシェアしてきた支援ツールも広い意味での絵カードだと思っています)
もっと言うと絵じゃなくてもいいですし。
要は「視覚的に分かりやすい、支援のためのカード」ですから。
最も簡単なのは写真を使ってプリントする方法です。
特に「持ち物」や「生活場所」などのカードは、実際にその子が使うもの、使う場所に合わせることができるので、そちらのほうがイラストよりも具体的で分かりやすいのです。
写真に直接手書き!!!
が、手っ取り早くて簡単です!(もちろん、これで全然OKです!力説!!ポスカなどで背景を塗りつぶして、文字を入れればいいんです)
。。。が、多少見栄えよく、お子さんに分かりやすいポイントを踏まえて作るなら、スマホ・タブレットの写真加工アプリで、どなたでもとっても簡単にできますよ♪
では、スマホでできる!「絵カード」の作り方 楽々ミニ講座、スタートです!
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まず、写真加工アプリをダウンロード。
私はiPadユーザーなので、iPhone/iPad対応のPicsPlay フォトエディター(JellyBus Inc.)の無料版で説明していきますね。
とても使いやすいアプリで、ページの写真加工にも時々使っていますが、写真に落書き機能が最低限あればなんでもOKです!
最近は簡単で優秀な写真加工アプリがいっぱい出てますよね。アプリによって細かな行程は違うかもしれませんが、抑えるポイントはシンプルです。
今回は「ランドセルの防犯ブザー」の使い方の絵カードを作る過程の例で説明していきます。
《1.写真を撮る》
・直接写真を撮る。または、保存していたものを選択して開く。
余白を多めにとった構図で撮ると文字が入れやすくなります。
※次の手順が面倒な方は白背景(シーツやカーテンなど)で撮れば→3.に進めます!
《2.背景を消す》
余計なものがゴチャゴチャ写っていると、お子さんによってはそちらが気になってしまうので、必要な部分だけ残します。
・ツールアイコン→描画ツールで色(白)筆の大きさを選択。
・ランドセル+ブザーの輪郭線を指で囲み、周り・隙間を塗りつぶす。→適用 で確定。
または、切り抜き選択ツールがある場合は、それで一発OK!
《3.対象を絞る》
部分的に注目したいものを分かりやすく。もし、フォーカスする必要がなければ、ここは省いて4.に進んでOK.
・ツール→ヴィネット機能でブザーに注目させる。
・◎ボタンをブザーの中心にドラッグ→フォーカスの円の大きさをピンチイン/アウトで決め、スライドバーで暗さを調節。
または、描画ツールで赤マルなどで囲む。
《4.フレームに入れる》
ツール→フレーム から下部に余白の多い白フレームを選択。余白の厚さと写真のカドの丸みを調節。
《5.文字を入れる》
入れる文字は、なるべく短く分かりやすい言葉にします。この場合…
・ツール→テキスト で、「ぼうはんブザー」と入力し、フォントと文字色を選び確定。
・フレームの下の余白にテキストをドラッグし、位置と文字の大きさを調節→適用
《6.保存》
・カメラロールに保存。
・写真用紙などにプリント
これで完成です!!
出来上がったものに更に「ならす時はひっぱる」など、マッキー(油性ペン)でメッセージを直接書入れたり、裏面にもブザーを使うとき使わないとき、止め方などを書き込んでみました。
慣れると楽しくなって、キラキラスタンプとかペタペタ押したくなりますが(笑)、なるべく余分な情報は少なくしておきます。
プリンターがない場合でも写真サイズで作っておけば、街角プリントやコンビニのコピー機でプリント出力のサービスなどがあります。
普段SNSにコラージュ写真などを投稿されてる方なら5分でできます!
絵カードを交換して自閉症児とのコミュニケーションを教える
@PECS ピラミッド・ジャパン Pyramid Educational Consultants of Japan
という療育法もあります。ご参考まで
当ページでも絵カードの活用例を順次投稿していきますね!
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