No.060
「春の療育あそびと木のぼり」おうちでできる感覚統合のあそび
■よくものにぶつかる子、字の書き写しやボール遊びが苦手な子に…
いよいよ入園入学新学年ですね!
季節季節の身近な療育あそびで適応力をつけていけます。
秋の「落ち葉キャッチ」同様、さくらで「花びらキャッチ」ができます。
桜の花びらは小さいので、落ち葉よりも難易度高いです。うまく出来ない時は、大人がまとめて拾って、子どもの頭の上くらいから一枚ずつ落としてあげるといいと思います。
他にも、春になると出てくる虫と追いかけっこしたり、あちらこちらに視線を移すあそびをしていると、動体視力が育って、黒板の書き写しが楽になってきますよ。
「木のぼり」は全身をフル活用する素晴らしい療育あそびです。
ちょっとくらい危なっかしくても、やる気になっていたら見守ってあげるようにしています。
全身運動を意識して取り入れていくと、ボディイメージが育ち、ものにぶつかりにくくなるし、身体の使い方が全般的に上がってくると思います。アスレチックやジャングルジムでも同様です。
そうは言っても、都会にお住まいだったり、お子さんが怖がったり、とにかくケガが心配…などで、なかなか木登りに適した木・場所が身近にない場合もあると思います。
そんな時は毎日マットレスの上などで、安心安全で自宅で手軽にできる「ママのぼり・パパのぼり」ってテもありますよ!
関連著書:「発達障害&グレーゾーンの3兄妹を育てる母のどんな子もぐんぐん伸びる120の子育て法」 大場美鈴・著(ポプラ社/2017.2)p.53- →Amazonで見る