top of page
執筆者の写真楽々かあさん(大場美鈴)🇯🇵

ついで療育


身近な療育あそびスポットのイメージ

No.073 

「ついで療育」


■身近な療育あそびスポットを見つける


療育あそびは、特別な施設がなくても、いつでもどこでもできる、と私は考えています


ポイントは興味の幅の狭い子に、なるべくいろんな動きを日常的に体験させていくこと、ではないかと思います。


「そういう目」で身の回りを見ていくと、結構使える施設がいっぱいあるんですね。


うちは、いつものスーパーから駐車場に行く通り道に、スポーツジムが一般開放している簡単なトレーニング設備(ミニボルダリング、健康器具など)を置いたスペースがあります。


これを利用して、週に2回、お兄ちゃん達の習い事の送り「ついで」にスーパーへ行き、自分の買い物の「ついで」にかいものlessonをして、さらにその「ついで」に、長女が5分程度通りすがりに壁を登って、ゆらゆらして、くるくる回って、体幹をちょっとだけ育てて帰ります。


こんな、ちょっとした療育あそびスポットは、意外と身近にあるんですよね。


町中の公園や公共施設にも、お年寄りのリバビリ向けに結構使える健康遊具が置いてありますし(子どもは使用禁止のものもありますが…)、買い物ついで、お出かけついでに、「あ!使える!」と思ったら、ちょこっと立ち寄るだけで、継続的に療育あそびができます。


もちろん、トレーニング設備じゃなくても、今までお伝えしてきたように、自宅でも近所の公園でも、登園途中でも、スーパーでも、レジャー施設でも、野でも山でも、どこでも療育あそびはできます。


身の回りをほんの少し「そういう目」で見るだけで、なかなか療育施設の予約が頻繁に取れない子や、公的な発達支援対象外のグレーゾーンの子や、いわゆるフツーの子も、毎日チリツモ効果で手厚い療育を受けさせることができます。

(最近TV番組の「vs嵐」すら、ちょうど良さそうな療育あそびコースに見えてきます。なにかの病気かな?笑)

 

初出:facebook 楽々かあさんのアイデア支援ツールと楽々工夫note 2014年5月20日 ·投稿

bottom of page