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執筆者の写真楽々かあさん(大場美鈴)🇯🇵

とんねる療育

更新日:5月1日


おうちでできる感覚統合療法、ランドリーバッグを利用したとんねる

No.085

「とんねる療育」よくものに身体をぶつける子のおうちでできる感覚統合あそび


よくものに身体をぶつける子は、自分の車幅感覚のイメージがはっきりしていないからだそうです。

大人のドライバーでも、車の車幅感覚が分からなくて、よくぶつけたり擦ったり、うっかりしてしまう方もいますよね(はい、ここに一人)。それと同じことが自分の身体に対して起きているんですね。


自分の身体がどこからどこまでか、遊びながら見極めるトレーニングをしていくと、あっちこっちぶつからずに済むようになります。

トンネル遊びやジャングルジムなどの「くぐり遊び」は、ボディイメージを育てるのに役立ちます。また手で体重を支えて移動する動きは、肩や腕を鍛え、腕・手の動きが安定するので不器用さんにもオススメです。


参考:「感覚統合をいかし適応力を育てよう3 発達障害の子の指遊び手遊び腕遊び」監修・木村順 (講談社 健康ライブラリースペシャル) →Amazonで見る


そこで今回は、不要品をリサイクルして、簡単で持ち運び便利な手作りトンネルを作ってみました。


ニ◯リで買った安物のランドリーバックがボロっちくなってきたので、「フタ」の部分を切り取って、ほつれないように簡単にかがって、アクリル絵の具(1チューブ使い切りました)一色で塗りました。


キャンバス布に塗るときは、すぐに染み込んでしまうので、先に絵筆で水を塗って下地を作り、その上に薄めた絵の具を塗り広げていくことを繰り返すと、無駄なく広い面積が塗れます。


アクリル絵の具はすぐに乾くので、一気に仕上げて、画材はすぐに洗います(洋服に着くと落ちませんのでご注意下さい)

乾けば耐水性になるので、屋外でも使用できます。


次男坊が塗るのを手伝ってくれて、楽しくできました♪


ランドリーバッグを使うと軽くてどこにでも置けるし、「トメ具」部分を活かしておけば収納も簡単でオススメです。うちの子ども達、楽しそうに遊んでいます。飽きたら設置場所を変えて、二段ベッドの下とか、部屋から部屋への通路などにアレンジしようと思っています。


段ボールなどでもトンネルは作れますし、おうちでできるもっと簡単な方法は、ダイニングテーブルや学習用のイスなどを並べて下をくぐるのも、スグできてオススメです。四つ脚のイスならなんでもOKです。簡易トンネルが簡単にできますよ。


親が oTL のポーズでも、もちろんできます


 

関連著書:「発達障害&グレーゾーンの3兄妹を育てる母のどんな子もぐんぐん伸びる120の子育て法」 大場美鈴・著(ポプラ社/2017.2)p56-収録 →Amazonで見る



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