No.109「サンタ・ポスト」
■子育ての中で季節のイベントを楽しむ、想いを手紙で伝える
日々の凸凹育児に追われていると、「イベントどころではない!」なんて状態になってしまうこともあるかもしれません。うちでも過去、歯を食いしばって、なんとかツリーを出したものの、クリスマスが終わる頃には、オーナメントの飾りが下半分が無くなって無惨な姿になっていたり、力尽きてようやく片付けたのは七夕の頃だった……なんてコトもありましたっけ。
だから子育てが大変な時期は、イベントやら、行事やらも、決して無理をする事はないと思います。
でも、子どもの成長と共に、ようやくこうして季節のイベントを楽しめる心の余裕が少しずつ出て来た事自体に感謝したいなって思います。(今年はオーナメントの飾り、もぎ取られずに済みそうですし)
今年(2014年)、うちでは「サンタ・ポスト」を設置しました。ケーキの空き箱リメイク第二弾です。
投函口を開けて、ツリー飾りのあまりをグルーガンでピピッ!とつけて5分で完成。
メモと鉛筆を添えて、ミニテーブルに設置しました。
子ども達から、プレゼントのリクエストやサンタさんへのメッセージを受付けています。(「トイザらスのチラシの切り抜きも入れてくれると、サンタさんが他の子と間違えずに助かるよ」と教えました。笑)
心の底から本当に伝えたい事があれば、字を書くことも苦にならないようで、いっぱいいろいろ書いてくれます。(「大乱闘」とか。やれば書けるじゃ〜ん!笑)
お手紙のやりとりは、とてもいい文章の勉強になると思います。
去年は長男から「サンタさんへ トナカイさんと食べてね」と、食べかけのかっぱえびせんの袋が差し入れに置いてありました。今年はマーブルチョコを渡したいんだとか。笑
家庭内サンタさんも、思わぬほっこりプレゼントを頂くこともあるかもしれません。
発達凸凹さんたちって、(妙に大人びたところもあるけど)こういう子どもらしい純粋さも結構長く楽しめるので、大変だけれど親へのプレゼントも多い育児なんじゃないかと、最近ようやく思えるようになってきたところです。
ちょっと早いですが、よいクリスマスをお過ごし下さい