■身だしなみを自分でチェックする工夫
前回の「TODOチェッカー」に続いて、もう一つ、身支度のセルフチェックの簡単アイデアです。
せっかく自分で身支度できるようになっても、ほっぺにハミガキコ、シャツはびろ〜ん、スボンは後ろ前、左右のくつ下が違う…となると、お年頃の女子達の目線が厳しくなってきます。
服装には本当に無頓着な長男だけでなく、顔にハナミズがついてないか常に気にする心配性の次男や、お洒落に関心が高いけど独自のセンスを持つ長女…と、それぞれに課題があり「自分で鏡を見てチェックする」という習慣をつけたいと思って、こんな工夫をしてみました。
【用意するもの】
姿見の鏡
吸着シートタイプの透明フック ×5-6コ
ヘアゴム ×5-6コ
鏡以外は、例によって全て100円ショップで揃えました。ヘアゴムは、赤やピンクなどの目立つ色で、太めのものがオススメです。
【作り方】
姿見の鏡面に、子どもの視点から見て、頭・顔・胸・スボン・足元などのポイントの位置に、吸着フックをピタッと貼るだけ。
うちでは、ヘアゴムを無くさないように、輪ゴムホルダーも鏡にくっつけましたが、鏡の傍にミニカゴのようなものを置いて収納でもいいと思います。
で・前回の「エチゴセイカ」で、子ども達の身支度が終わったら、「じゃあ、間違い探ししよう」などの声かけで促して鏡を見に行きます。
自分で鏡をじーっと見て、「間違い」があれば、ヘアゴムをフックにかけて、その部分に「◯」をつけて直します。自分で気づくのが大事なので、私はあまり口を出しませんが、あまりにもニブい時は、◯だけつけて、「ココのどこが間違いでしょう〜?」と、考えてもらっています。
身だしなみを直せたら「◯」を取って、全部なくなれば、チェックOK。出発時刻まで遊んでヨシ。
これも身支度を楽しくできる取組みの一環なので、子ども達は先を争って、身だしなみの間違いを見つけてくれますし、「鏡で自分を見る」習慣は、客観視の練習にもなると思います。
長男は、人から自分がどう思われるかをあんまり気にしないので、長所として独自性やメンタルの強さもありますが、この先、受験や就職の面接等の時に「見た目の印象」で、運命が大きく分かれてしまう可能性もなきにしもあらずです。営業職など仕事内容によっては、業績や信頼性にも見た目が大きく影響する場合もありますしね。(異性に対しても、モテなくてもいいので、敬遠されない程度の最低限の清潔感だけは、なんとか確保したいところ…)
まあ、中には、Facebook創業者のザッカーバーグ氏のように、服装に無頓着でも、"実力さえあれば"多少のことは許容されてしまう方もいるし、髪がボサボサでも「カワイイ」などと、うっかり思ってしまう、私のようなモノ好き女子も、極々稀にいないとも限りませんので、希望の光を失わないようにしたいところですが…。
現実的には「人を見た目で判断しない」人は、まあ、少数派なんだろうな〜と40数年生きてきて思う母は、最低限、出がけに鏡をちらっとチェックする習慣だけでも、今のうちから、なんとかつけておきたいな、と思っています。
Facebook2016.10.11投稿